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ヘアサロンポータルサイトはどこを使うべき?特徴と活用方法まとめ

全国のヘアサロンや美容室を紹介している、美容系のポータルサイト。

ユーザーにとっては、ヘアサロンの検索はもちろん、店舗のメニュー掲載や予約、口コミ情報からトレンドのヘアスタイルまで、求める情報が豊富に掲載されています。
また、美容サロンにとっては、ポータルサイトは重要な予約と集客ツールとなっています。
現在ではいろいろな種類のポータルサイトやアプリが公開されていますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
メインのポータルサイトの種類とサロンにとっての付き合い方をまとめていきます。

1.美容ポータルサイトとは?

そもそも、美容院・美容サロンが、WEB上での集客を考えた時にどのような手段があるかと言うと、
主に以下の3つが挙げられます。

1.自社HP
2.SNS・ブログ
3.美容ポータルサイト

このうち、自社のホームページやSNS・ブログはあくまで自分たちのサロンの情報を発信するツールですが、美容系ポータルサイトは全国(もしくはその地域)のサロンの情報がまとまっている媒体です。

1-1.美容ポータルサイトのメリットとは?

皆さんも馴染みが深い有名どころのポータルサイトといえば、ホットペッパービューティー、ビューティーパーク、かみまどが挙げられます。

自社のWEBサイトやSNS・ブログをGoogleやYahoo!ジャパンなどの検索エンジン上で検索結果の上位に表示させたり、アクセスを集めるのは、かなりの労力や場合によっては費用がかかります

しかし、上記のような、ポータルサイトは、サイト自体に膨大な情報量があり、Googleなどでユーザーに有益な情報が集まっていると認識されやすく、検索エンジン上で上に来やすい構造になっています。

実際に、「ヘアサロン 梅田 人気」や「縮毛矯正 安い 東京」などで検索をしてみると、ホットペッパービューティーや楽天ビューティーの検索結果や特集ばかりがヒットするかと思います。

更に、これらの大手ポータルサイトは、ポータルサイト自体がGoogoleなどの検索エンジンや、Facebook、インスタグラムなどのSNS、ニュースサイトなどに莫大な資金を投下して、広告掲載をしているため、自社サイトなどと比較して圧倒的にユーザーが集まっている仕組みになっています。

1-2.ビューティーサロン系のポータルサイトの7つの機能

美容系のポータルサイトでは主に以下のような機能が提供されています。

1.検索≒集客
2.予約及び予約管理(クーポンやスタイリストの指名機能)
3.口コミ・レビュー
4.ブログ
5.特集掲載(広告掲載)
6.レジ・決済機能
7.売上分析機能

これら7つの機能からあなたのサロンの自社HPではカバーできない機能をうまく使うことが、ポータルサイトに掲載・登録をする一番の理由です。

ポータルサイトには有料・無料のもの、また掲載プランも各種ありますが、必ずしも一番高いプランで掲載する必要はありません。

しかし、あなたのサロンにとって何が必要な機能かを整理した上で、ポータルサイトへの登録は1サイトはすべきだと考えています。

例え自社で集客が上手く行っていたとしても、ユーザーに十分なWEBサービスを提供しきるには、かなりのコストがかかります

このようなポータルサイトは、うまく付き合えば、コストがかかるばかりではなく、メリットが大変大きい集客ツールであると言えます。

2.美容院・美容室の主なポータルサイト

それでは、美容系のポータルサイトにはどのようなものがあるか、またそれぞれ、どう違うのかについて、まとめてみました。

2-1.有料の美容ポータルサイト

まず、大手のポータルサイトはほとんどが、毎月固定の掲載費用がかかるもの成果報酬型のものがあるものの、掲載には料金が発生してきます。

2-1-1.ホットペッパービューティー(hotpepperbeauty,HPB)

まず最も代表的なポータルサイトといえば、リクルートが運営するホットペッパービューティーでしょう。

ホットペッパービューティーは、クーポンサイトとしての知名度やヘアカタログなどの情報量もさることながら、圧倒的なユーザー数と登録サロン数、PV数を誇ることが何よりの特徴です。

推定PV数は月間2,000万PV以上で、次点でPV数の多い、楽天ビューティーの月間PV数が150-200万PVであることを考えると、集客力やユーザー認知度はダントツで高いことが分かります。

ただ、皆さんもご存知の通り、掲載についての費用も他のポータルサイトよりも高いことが、美容院経営者様の悩みのタネになっていることも多い媒体です。

掲載に当たっては無料プランはなく、有料のみになっています。

美容室などのヘアサロンの場合であれば、激戦エリアによっては数十万円以上の掲載費用がかかってきますし、新規のサロンであれば、一番高いプランに掲載しないと全く同じエリアの競合からお客様を奪えないことも多々あります。

>hotpepper beautyで検索順位を上げる方法についてはこちらから<

2-1-2.楽天ビューティー

楽天ビューティーの特徴は、アクセスが月間150万〜200万とかなりの規模でありながら、かつ無料掲載で成果報酬型(1件あたり1,000円)の料金形態である点です。

比較的、他のサイトに比べると後発的に出てきたサイトですが、既にこれだけのPVがあるのは、多岐に渡るサービスでお馴染みの「楽天」から誘導しているためです。

実際にユーザーも楽天会員が多く、楽天ポイントを多く保有している点が特徴的です。

また、そのため、検索結果からの誘導よりも楽天の各種サービスからいらっしゃる顧客が多くなっています。
(楽天会員は、国内で約9,000万人※2017年時点と発表されています。)

楽天ポイントを多く保有している顧客のうち、一番多いボリュームゾーンは、20-40代女性、もしくは主婦層です。
このようなお客様にフォーカスしたサロン様であれば、有用なサイトかもしれません。

2-1-3.ビューティーパーク

ビューティーパークは、掲載店舗数が業界最大規模で、8万店舗(※2017時点)の老舗サイトである点が特徴です。
実は掲載店舗数は、ホットペッパービューティーよりも多いサイトになっています。

推定の月間PV数は30万〜60万ほどのアクセス数を誇ります。

費用形態は、楽天ビューティーと同じく、基本掲載料金は無料で1件あたり1,000円の成果報酬型となっています。

また、掲載しているビューティーサロンの業種も多岐に渡り、ヘアサロン、ネイルサロン、まつエク・アイラッシュ、エステサロン、マッサージなどのリラクゼーションの店舗が網羅されています。

2-1-4.Rasysa/らしさ

らしさは、全国の美容院や10万件以上のヘアスタイルを掲載しており、比較的pinterestなどの画像に特化したSNSからの集客も多いサイトです。

美容系全般を取り扱っており、アクセスは、30万〜70万ほどと推定され、掲載費用は無料で成果報酬型(1,500円)のサイトになっています。

2-1-5.Tiful(ティフル)※旧・かみまど

ティフルは、「かみまど」と言った方が聞き覚えがあるかもしれません。

美容系のポータルサイトの中では、SNSなどの他のサイトからの誘導よりも検索からのアクセスの比率が高いサイトになっています。

アクセス数は月間80万〜150万ほどで美容系ポータルサイトの中でも、やはり長く続いているサイトなので、ある程度の規模感を維持しています。

また、掲載料金は初期費用5万円、以降は掲載料金は無料で、成果報酬型で1件1,500円となっています。

 

2-2.無料の美容ポータルサイト

次に無料掲載のポータルサイトを紹介していきます。

2-2-1.エキテン

エキテンは美容系だけではなく、飲食店も掲載されているポータルサイトです。
美容系だけではないものの、ポータルサイトとしての規模も利用者の数も多い、地域検索に特化した検索サイトになっています。

月間アクセスは、飲食店なども含みますが、推定で、月間500万ほどのアクセスがあります。

また、エキテンの何よりの特徴は、初期費用0円、月額0円、成果報酬0円完全無料掲載ができる点です。
(有料プランも設けられていますが、登録だけであれば無料です。)

エリアに特化していますので、駅近などの立地に自信のあるサロン様や、ホットペッパービューティーだと同じエリアで掲載店舗が多い割りにエキテンだと競合が少ないといったサロン様であれば、まず登録しておいて損は無いでしょう。

上記が美容院が活用できる主要なポータルサイトになっています。

これらの他に、最近では、上記のような大手サイトで予約を締め切った後直前予約に特化した「そらときみ」や「ポップコーン」など、またmixiが運営する、スタイリスト指名予約を売りにした「minimo(ミニモ)」など、特徴的なポータルサイトも出てきています。

3.ヘアサロンの集客におすすめのポータルサイトとは?

有料・無料と各種ありますが、美容室の集客を考えた上でおすすめのポータルサイトは、自社サイト・SNSの組み合わせた上での”ホットペッパービューティへの掲載です。

もちろん顧客層やエリアの競合状況によっては、その他の成果報酬型や無料のポータルサイトでも構わないと思いますが、ホットペッパービューティーは現時点で、あらゆるポータルサイトの中で、圧倒的にPV数と集客力があるサイトであることは間違いありません。

掲載費用は高く、年々値上げもしてくるといった困った点もありますが、重要なのは、いかにここから新規顧客を呼び込み、自社に定着させるかの戦略を練ったうえで、掲載は避けては通れないサイトでもあるとも言えます。

そうは言っても、ホットペッパービューティーへの高額プランでの掲載は厳しい、もしくは他の集客ツールをお探しの方は以下の記事も参照してみてくださいね。

>「ホットペッパービューティーを使わない集客は可能?」についての記事はこちら<

4.まとめ

いかがでしたか?
ヘアサロンのポータルサイトは各種ありますが、それぞれ特徴や掲載費用が全く異なっていますよね。
集客にあてられる予算は限られているとはいえど、自社だけで集客できる媒体を作るには圧倒的な労力も時間もかかります
各サイトの特徴を把握した上で、早く、効率よく集客を成功させ、売上を上げるために・・・。
あなたのサロンの集客戦略に必要なサイトを上手く活用していきましょう。

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