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WEBサイトでサロンの集客は可能?7つの手法と無料でできる対策

サロンの集客を集める手法として、一番身近にあるのがWEBによる集客です。
とはいえ、サロンがホームページを持っていたり、ブログを持っているのは、今や当たり前になっています。
周囲と同じ方法を活用して、果たして他のサロンよりも集客をすることができるのでしょうか。
今回は、有料・無料でできる手法のまとめと、サロン集客に使える主なWEBサービスをご紹介します!

1.7つのWEB集客方法について

まずは、ネットでできる集客方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
大きく2つに分けて、以下のような「ポータルサイトへの掲載」「自社メディアの運営」があります。
それぞれ合わせて、7種類の手法に分類されますので、簡単にご紹介いたします。

1-1.予約ポータル・情報媒体への掲載

まずは美容サロンの集客ツールとして、今や切っても切れない、予約・検索ポータルへの掲載です。
掲載費用は月額数万円〜数十万円がかかり、美容院の席数や、業種によって適切なプランが変わってきます。
媒体にもよりますが、掲載費用は、美容院(ヘアサロン)>エステ・マッサージ>ネイルサロン・マツエクサロン(媒体によっては逆ですが)の順に、プランの料金が高くなるケースが多いです。
これらは、主に以下の3種類のサイトに分けられます。

1-1-1.総合型 美容サロン情報媒体への掲載

代表例:ホットペッパービューティ、楽天ビューティ、オズモールなど
言わずもがな、全国の美容サロンを業種別・エリア別に検索&予約ができるポータルサイトです。
現在では、リクルートが運営するホットペッパービューティが圧倒的なPV数を誇っています。

今や、ホットペッパービューティ上で検索上位に食い込むような対策ができなければ新規が取れない、とも言われていますが、実はサロンの規模や業種によってはこれに限ってはいません。
WEBの集客手法を組み合わせ、ホットペッパービューティの掲載なし、もしくは一番安いプランでも集客に成功した事例は数パターン存在します。

後ほど、これについても触れていきます。

また、最近では東京エリアだけに特化した「そらときみ」や、即時・直前予約だけに特化した「ポップコーン」など、セグメントが効いたサービスも続々台頭してきています。

1-1-2.デザイン・情報まとめ型媒体への掲載

代表例:Rasysa、nailbookなど
ヘアカタログやネイルデザインなどのデザインカタログに特化したポータルサイトです。
ヘアアレンジに関する情報量も多く、価格や口コミ数ではない情報からサロンを探しているユーザーが多く、もちろん予約までサイト上で可能です。

また、WEB上でヘアアレンジやネイルアートに関するワードで検索すると、1-1-1.の総合型ポータルサイトよりも上位にヒットする可能性が高いサイトでもあります。

1-1-3.クーポン型美容媒体への掲載

代表例:グルーポンなど
割引クーポンに特化して、サロンの特集を組んでいる媒体です。
WEB媒体ではありませんが、イーノなどの地方のフリーペーパーもこれに類似しています。

1-2.自社や自店舗の媒体を運用する方法(自社メディア)

では次に、自店舗・自分たちで運用をするWEBサイトについて、見ていきましょう。

1-2-1.SNSの運用

●代表的なサービス:Facebook、Twitter、Instagram、LINE@など
今では無視できないSNSのサロン公式アカウントの運用です。

サロンのグループを作り、デザインやお得な情報を告知したりと、固定客とのエンゲージメント(信頼関係)を高めるツールとして、1つは運用されているケースが多いと思います。

また、LINE@を使えば、スタンプカードの役割や、会員限定のクーポンの配布などの販促ツールとしても活用ができます。
このLINE@でしっかり顧客を掴むことが出来れば、お客様にとっても、スマホさえあれば、会員カードを忘れた!と言う事態も防げるので、大変利便性が高いサービスです。

SNSの公式アカウントの役割は「情報発信」だけではなく、見逃してはいけないのが、自分たちのホームページやブログなどのアクセスアップにも繋がる点です。

とはいえ、どのSNSを注力すべきか、どうやってフォロワーやいいね!を伸ばすのかについては、ノウハウが必要ですので、そちらについては別記事にてご紹介します。
サロンの業態やお客様の層によって全く定石が異なりますので、個別に気になる方はお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。)

1-2-2.自社ホームページの運用

サロンのホームページを自分たち、もしくは専門業者に委託して持つことも集客手法の一つです。
ただし、HPを製作しただけでは、検索で上位にくることも、お客様に探し当ててもらうことも難しく、意味がありません
ホームページを作ったらまずやるべき対策については、後ほど触れていきます。

1-2-3.自社ブログの運用

●代表的なサービス:Amebaブログ、FC2ブログ、はてなブログなど
SNSの場合は文字数が制限されることもあるが、ブログの場合は文字数に制限がなく、お店を運営する中で起きた出来事などを思うように表現することができます。
無料で手軽に始めることができるのも大きなメリットです。

1-2-4.自社アプリの運用

固定のお客様の獲得のため、自分たちのサロン専用のアプリを作り、クーポンやイベントなどの情報発信をするという方法もあります。

自前でアプリを開発すると、運用コストも考えると、数百万円以上かかってしまいますが、最近では、店舗アプリの制作サービスも提供されてきました。

スマホアプリには、プッシュ通知でお知らせを送れるのでユーザーの開封率が高い、開封率が分かる、といったメリットがあります。

●費用…初期費用:数万~数十万円、月額費用:数万円
●代表的なサービス…GMOおみせアプリ店舗アプリなど

しかし、1店舗展開のサロンや個人サロンでは、前述したLINE@で代替できる面も多いので、正直、不要です。
複数店舗・FC展開をしており、メルマガなど定期的に情報を発信しているサロンであれば、
初期費用や運用費用はかかりますが、着実な固定客育成のための選択肢といえるでしょう。

2.Web集客を成功させる鍵は?

上記の7つの種類があるように、Webを活用した集客手法は多岐に渡っており、店舗のエリア、業態、客単価、ターゲット層などによって利用すべきサービスは異なります。

さらに、どれか一つだけを活用するのではなく、複数のサービスを組み合わせて効果的に集客を行っていくことが何より重要です。

2-1.「ポータルサイトの掲載」「自社メディア」の組み合わせで集客

重要なことは、まずは費用がかかってでも手っ取り早く、リアルタイムに集客をしながら、自社メディアで集客をできるように準備を並行して進めていくことです。

あえて、お伝えさせていただきたいこととして、WEBサイトでの集客というと、無料(もしくは低コスト)でできる対策ばかりに目が行きがちですが、そこに時間をかけている間にも、お店の予約は取らないといけませんし、無料でできる集客方法を味方につけるまでには時間と労力がかかります。

もちろん、ネット上には「ホットペッパービューティなしで集客成功!」「一番安いプランでも売上300万円を達成!」と言った魅力的な成功事例も紹介されています。

もちろん、手法の組み合わせや戦略によっては、例えばブログやSNS、自分たちのHPだけで集客をし、目標の売上を立てることも可能です。

しかし、私たちはWEB集客の戦略やノウハウの重要性を知っているからこそ、無責任に「簡単に」「無料で」「今すぐ」成功できますとは、決して声高らかには言いたくありません。

そのため、新規開業した際など、固定客がいない&最初の予約がないという時は、
客ハンやポータルサイトへの広告掲載もしながら、まずは足元の予約を取ることが最優先です。

そして、しっかりと店舗運営をしながら育て上げた自社メディアがあるからこそ、ライバルのサロンよりも強力で、ポータルサイトのPVや掲載プランに頼る必要が無い集客ツールを持てるようになり、エリアで一番の売上を作れるようになるのです。

2-2.WEBで掲載できる情報とは?

例えばホームページやブログなどのWEBサイトであれば、価格を紹介することもさることながら、店内の様子を動画や写真をアップすることが可能です。

また、実際に接客をするスタッフの顔やプロフィールなど、新規顧客に対して親近感がわくようなアピールをすることもできます。

動画で店内を紹介することで、顧客にとっては、どのような設備を利用しているのか、自分がサービスを受ける席はどのようになっているのかなどを確認することができます。

後はこれらの情報をどのWEBサービスで発信していくかをルール付けしていくことが重要です。

3.自社サイトを作ったらGoogle マイビジネスを活用しよう

サロン集客用に自社サイトが完成したら、まず行っていただきたいのが、GoogleやYahoo!サーチなどの検索エンジンであなたのサロンの情報が一番上に来るようにする対策です。

有料のSEOなど、色々な方法がありますが、今回は、無料で対策できるけれども、知らないサロン様も多い、Googleマイビジネスについてご紹介します。

3-1.「Googleマイビジネス」とは

Google社が提供しているサービスで、お店の情報を登録することで、検索結果やGoogleマップ、Google+等に登録情報をタイムリーに表示させる一元管理システムです。
簡単に言いますと、これに登録している情報が多ければ多いほど、あなたのサロンは検索でヒットしやすくなり、またあなたのサロンのホームページも検索結果で上位に表示されやすくなります。

3-2.Googleマイビジネスに登録できる情報

Googleマイビジネスに登録できること、登録すべきことは以下のような情報です。
登録できること
●Googleマップや検索結果に店舗情報を公開できます。
●タイムリーな情報更新ができます。(臨時休業日など)

登録すべきこと
●店内・外観の写真
●営業時間
●店舗情報(住所、電話番号、問い合わせメールアドレス、ホームページアドレス

これらの登録すべき情報は、登録している画像の枚数・種類や情報数が多いほど、良い評価を受けることができ、更にお客様からの口コミも付けてもらうことで上位に表示されやすくなります。

また、Googleマイビジネスは、情報更新した内容がタイムリーに反映されるので、意外とユーザーはここの情報をチェックして来店しています。
きちんと更新するルールをお店に設けてしまえば、リピーター対策にも繋がります。

さて、あなたがサロンを展開するエリアでは、ちゃんと検索すると上位にヒットしていますでしょうか?
また、ライバル店舗は何位に表示されているでしょうか?

3-3.Googleマイビジネスの登録方法

Googleマイビジネスの登録方法は以下のサイトからご確認ください。
登録にはあなたのお店の住所の確認が必要なので、申請してから1〜2週間は見ておいた方が良いでしょう。
新規にオープンするサロンがある場合は、開店準備の時に必ず前もっての申請をしておきましょう!

Googleマイビジネスの登録方法はこちら

4.まとめ

いかがでしたか?
WEBでの集客手法は様々で、それぞれサロンの業態によって、組み合わせ方と対策が異なります。

今回は、自社ホームページ用の対策を一つご紹介しましたが、SNSのフォロワーアップ方法や効果的なブログの投稿方法ど、書ききれない内容はまだまだあります。

更に、重要なのはどのサービスがどれくらい集客に繋がっているかをしっかり分析し、絞っていくことです。

自社ならではの集客方法を確立し、より低コストで効率的な組み合わせで予約の絶えないサロンを作っていきましょう!

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