はじめに・・・美容サロンの集客と売上アップのためには、自店舗の「ホームページ(WEBサイト)」の作成は必須です!

突然何故このようなことを…。と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、弊社でも、美容サロン様向けにWEB集客のセミナーを開催させていただいた際、意外な事に「ホームページを持っていない」、もしくは「持つ必要があるのかわからない」と言うサロン様のお声を多く耳にしてきました。

もちろん、ホームページがなくても、美容サロンの経営は行えます。

しかし、宣伝・集客効果や予約など店舗にとっても、顧客にとっても、自店舗のWEBサイトがないというのはデメリットが大きいです。

更にスマホ文化のこのご時世ですので、スマートフォンからの閲覧や予約を想定したHPでなければ意味がありません。

皆さんのサロンのWEBサイトは、バッチリ売上アップに繋がるノウハウを押さえられていますでしょうか?

今回は、美容院・サロン様向けのホームページ作成の方法と押さえるべきポイントについて、
それぞれ特徴をまとめていきます。

1.美容サロンがホームページを持つメリットとは?

まず、美容サロンがホームページを作成することによるメリットについて、まとめていきます。

美容サロンと言っても美容室やマッサージ、マツエクサロンなど、業種は様々ですが、どんな業態のサロンにとっても、自店舗のHPを持つことは、「宣伝」「集客」「利便性」「満足度」に大きなメリットが出てきます。

1-1.美容サロンがホームページを作成するメリット

美容サロンがホームページを作成した場合、具体的にはどのような利点があるのでしょうか?
ここでは大きく3つのポイントを挙げていきます。

1-1-1.宣伝効果としてのメリット

まず、宣伝効果の受け皿ができる、と言うことが大きなメリットとなります。

自分たちが経営している店舗のホームページを作成することで、もし「エリアの地名」と「サロンの業態」を検索した際に上位に表示することができれば、多くの顧客に店舗の存在を知ってもらうことに繋がります。

1-1-2.お客様にとっての安心感を生み出せる

また、店舗の特徴を知ってもらうことで、集客効果を生み出します。

これは、ホームページを見てもらった方に、サロンの内装メニュースタッフの皆様のお顔が見えるとで、「このサロンに行きたい!」と思わせること出来れば、来店前に安心感を生むことが可能です。

そのため、迷っているお客様の背中を押してあげ、新規の顧客を呼び込むことにも繋がります。

さらに、ホームページに予約の機能を取り入れることで、電話をしなくてもネットで簡単に予約を行えるようになります。

予約のシステム自体はホットペッパービューティなどの予約機能でも全く問題ありませんが、自社サイトでは、ホットペッパービューティなどの広告媒体よりもしっかりと自店の良さをPRができます。

そのため、メニューやデザインの説明と合わせて、自店のホームページでも予約フォームや予約サイトへのリンクを一緒に付けてあげることがポイントです。

当然のことながら、忙しいのにわざわざ電話をしないとメニューが選べない予約状況が分からないサロンよりもネットで予約が完了できる方が、お客様の心理的ハードルはかなり低くなり、好感が持てますよね。

また、大半のお客様は電車での移動時間や、仕事・家事の合間、外出先などから美容の予約をしたい方ばかりなので、ネット予約が無いサロンはそれだけで候補から外されてしまいます

顧客にとって利便性が高まれば、新規のお客様からの予約を取ることはもちろん、リピーターとなる可能性も高くなりますし、顧客の満足度を高めることができます。

1-1-3.求人応募者の離脱を防ぐ

また、意外と見落としがちなポイントなのですが、サロンの求人募集をしていると、応募者の大半は面接や申し込みの前に、一度はそのサロンのホームページを検索し、見に来ていることをご存知でしょうか?

もしホームページを持っていないとなると、それだけで、あまり最新の情報にキャッチアップしていないサロンかもしれないと思われたり、内装や一緒に働くスタッフの状況が見えないため、不安を抱いてしまい、他のサロンに応募をする可能性も高いのです。

以上の点から、美容サロンにホームページを作成することは、店舗にとっても顧客にとってもメリットが大きくなります。

1-2.美容サロンがホームページを作成するデメリット

ホームページを作成する際はメリットだけではなく、場合によっては作らないほうがいいケース(デメリット)も存在します。

ホームページを持つ、と言うことは店舗にとっての「顔」を作ることを意味します。
デザインやコンテンツの内容など、ホームページの質が低い場合には、顧客に与えるイメージは逆に悪くなってしまいます。

例えば、美容サロンを探している方が、ホームページにアクセスしてきた場合で考えてみましょう。
その方の目的は、「自分の希望を叶えるサロンを探している」、具体的には、「メニューを見たい」「予約をしたい」、「サロンの実際の場所を探したい」、「マツエクやネイルのデザインを見たい」などが考えられますよね。

もし、せっかく皆さんのお店のホームページにたどり着いたのに、これらの情報が載っていないとしたら……。

この場合、「店舗の特徴が伝わりにくい」、「ホームページが使いづらい」というマイナスイメージを持たれてしまいます。
マイナスイメージを持たれてしまうと、店舗にとってマイナスな宣伝効果を生み出してしまいます。
さらに、その顧客が店舗に来てくれることはないでしょう。

店舗を利用した事がある顧客であっても、店舗の特徴が伝わりにくいと、他の店舗より魅力が劣っていると感じられる場合があります。

また、情報だけでなく、そもそもの機能面で、ホームページが使いづらく
簡単に予約を行えない場合にも、顧客離れを起こしてしまう可能性があります。

お客様にとって必要な情報を提供できていない、もしくは他店舗よりもWEBサイトのクオリティが低いホームページを作成することは、顧客離れを起こしてしまうデメリットとなる場合があるということは、ぜひ覚えておいていただきたいポイントです。

2.ホームページを作成する2つの方法

さて、ホームページを作成する場合には、大きく分けて2つの方法に分かれます。

「専門業者に委託」「ホームページを自作する」

どちらかの方法を選択することになりますが、それぞれの特徴を把握しておかなければなりません。

2-1.専門業者に委託する場合

店舗のホームページを作成する際には、他の店舗に負けないクオリティのホームページを作成する必要があります。

前述したように、スマートフォンからの閲覧が9割以上になるでしょうし、スマホに対応したHP作成は、スマホから見た時の文字の大きさや、デザインも重要で、経験のあるデザイナーも必要ですし、専門のノウハウや技術を要します。


例えば、スマホ対応の一つの例として、美容サロンのHPを拝見していると、電話番号がテキストのみの記載で、番号を押しても電話がかからなかったりするサイトも未だに少なくありません。

専門業者に委託した場合には、これらのポイントを押さえ、クオリティの高いホームページを作成できますし、委託なので自分たちの手間もかかりません。

店舗のイメージを残したまま「宣伝」「集客」「利便性」「満足度」を得ることができますので、
店舗にとっても顧客にとっても、メリットの高いホームページになるでしょう。

一方、専門業者に製作を委託した場合、ホームページの作成に多額の費用が掛かってしまうことがデメリットとなります。

スマホ対応を前提とした場合、相場として約50万円~100万円の製作料が掛かります。

また、業者の選定次第では大きなデメリットが生まれる可能性もあります。

デザインやレイアウトを専門業者に明確に伝えられない場合や、美容サロンのHP製作に慣れていない業者に委託した場合は、イメージと違ったホームページとなってしまう事があるためです。

意外と知られていないのですが、「ホームページを作成できる」と言っても、得意とする業種が美容サロンとは無縁であったり、ターゲットとする客層を把握できていない業者も多く、「せっかく多額の費用を支払って何ヶ月もかけてHPを作ったのに失敗してしまった」泣きを見るサロン様も残念ながら多くいらっしゃいます。

ホームページを作り直す可能性も考えると、多くの手間と追加の費用が掛かることになります。

私たちもサロン様のホームページ製作を受ける際、最初にまず相談されるのが、この「お直し」のケースです。

専門業者に委託する場合、自作より効果的なホームページを作成できるのがメリットとなりますが、もし納得の行くサイトができなかった場合も考慮すると、莫大なコストが掛かってしまうリスクがあることがデメリットとなります。

2-2.ホームページを自作する場合

ホームページを自作する場合には、自由なデザインやレイアウトで作成できるメリットがあります。
また、業者に委託する必要がないので、コストが抑えられることがメリットです。

コストを気にせずに何度でも作り直すことができるので、
納得の行くホームページを作成できますし、ホームページの知識を付けていくことができるかもしれません。

しかし、圧倒的に時間と手間が掛かってしまうことがデメリットです。
ホームページの知識がある方なら、多くの時間を必要としないかもしれませんが、「ただ作成をするだけ」でも、専門知識を必要とする作業になります。
また、少し知識がある方でも、理想のホームページを作成することは難しいです。
さらに、専門業者の作成したホームページと比較すると、クオリティは見劣りする可能性があります。

デザイン利便性を考えて作られたホームページと同じ質を持ったホームページを作成するには、知識と技術をかなり必要とします。

店舗のホームページのクオリティが低い場合には、「宣伝」「集客」「利便性」「満足度」の効果が下がってしまい、顧客離れを起こしてしまいます

ホームページを自作する場合、自由度の高くなることとコストを抑えられるメリットがありますが、
時間と手間が掛かることクオリティで劣ってしまうことで圧倒的に大きなデメリットとなります。

3.美容サロンの実状に精通したWEB専門業者に委託がおすすめ!

ここまで、業者に委託すべきか、自分たちで自作すべきかについてメリットとデメリットを紹介してきましたが、私たちのおすすめする選択肢は、WEB製作業者への委託です。

もちろん、自作でホームページを作ることは悪いことばかりではありません。

専門業者に委託した場合には、前述の通り、約50万円~100万円のコストが掛かってしまうケースが多いです。
その点、ホームページを自作する場合なら、数万円から10万円ほどしかコストが掛かりません

しかし、ホームページを作るには知識と技術が必要になってくるため、専門業者に負けないホームページを作るのは相当に大変な作業となります。

最近では自作するためのテンプレートもネット上に山ほど用意されていますので、ある程度のホームページなら作成できますが、ホームページのクオリティによっては、店舗の宣伝効果や集客数、利便性と満足度に大きな影響を与えてしまいます。

とはいえ、店舗運営をしていくにあたり、WEBサイトにかけられる予算が限られている点は、経験上、私たちも重々承知をしています。

限られた予算の中で、クオリティも担保して、自分たちのホームページを作りたい」

そんな場合の一番の近道は、「美容サロンのWEBサイト製作の経験とノウハウがある」専門業者を探すことです。

美容サロン特有の顧客心理や、売上アップに必要な要素だけを、適切に押さえてサイトを作ることができる業者であれば、打ち合わせの手間もかからず、製作時間も短く、結果的にコストも適切な価格に抑えることができます

ホームページの予算にそこまで掛けられない!という方には自作も良いですが、将来的な経営方針を考えるのであれば、専門業者に委託も念頭に起き、どちらが良いのかまずはご相談いただくのが良いかもしれません。

4.まとめ

いかがでしたか?

ホームページを作成する場合には、専門業者と自作という方法がありますが、それぞれに特徴があるので経営方針に合わせた方法を選択することが大切です。

基本的には、専門業者に委託してホームページを作成した方が、経営に与える効果は大きくなります。

しかし、大きなコストが掛かってしまいますので、この業者の選択が運命の分かれ道となってくることは間違いありません。

その業者は美容サロンの集客まで考えたデザイにしてくれるのか、制作後、サロンの皆さまでより良いページへ更新しやすいような設計にしてくれるのか……。

魅力的な美容サロンを経営するために、ホームページ制作の実態とメリット・デメリットをしっかり把握して、あなたのサロンの素敵な顔となるサイトを一緒に作っていきましょう。