年々ネイルサロンは増えており、ネイリストが活躍できる場所やネイルアートへの関心が高まってきています。
ネイルサロンが増えたことで、価格競争になってしまいそのしわ寄せが働くスタッフへ行ってしまい、過酷な労働や劣悪な待遇ということが起こっています。
そんなネイルサロンに就職してしまうとせっかく楽しかったネイルが、ただただ辛いものになってしまいます。
そんなサロンに就職しないように、自分が働くネイルサロンを選ぶポイントや、経営者がどんな人を求めているのかを紹介していきますので、自分にあったネイルサロンで働けるようにネイルサロンの求人を探していきましょう。

1, ネイルサロン選び

「ネイルサロン」といっても多種多様なサロンがあります。
場所ももちろんですが、サロンの大きさ、スタッフの人数、デザイン、価格等が全く異なってくるので、自分が働くサロンを決める時にはまずどんなお店があるのかということをしっかりと把握するようにしましょう。

1-1, サロン規模

まずはネイルサロンの大きさです。自分の目的にあったネイルサロンを選びましょう。6名以上のネイリストがいる大型店は、色々なスタッフがいるので技術も接客面の吸収できることが多いです。サロン未経験や色々なことを学びたい方は大型店がおすすめです。大きい店舗ですと社会保険が整っていたり運営がしっかりしている傾向にあります。また複数店舗を運営している可能性も高くなるので、より従業員の働く環境整備を整えている可能性が高いです。

2人〜3人くらいのスタッフで行う小型店はスタッフ同士の人間関係が上手くいきやすいです。ですが、個人事業主が経営を行っている可能性が高くなるので社会保険や休日が曖昧という可能性が高くなりますので、事前に確認するといいでしょう。

1-2, デザイン

どんなデザインのネイルを施術するお店かということです。
自分がやりたいデザインや系統とお店のデザインが大きく異なると、非常に辛いです。自分の得意デザインや好きなデザインのお店を選ぶようにしましょう。
主に分けると、可愛い系、きれいで上品、アート系、スカルプと大きく分けて4つに分かれます。
自分がどんなデザインのネイルを行っていきたいのか明確にしていきましょう。

1-3, ターゲット層

先ほどお話したデザイン同様、店舗によって来店されるお客様の層がガラッと異なります。
ターゲットが異なることで、求められる接客や技術も異なるので、ここもしっかりお店をリサートしましょう。
誰でも自分が得意なターゲット層はありますので、これまでの経験を考え自分の得意不得意を分析することが必要です。
どんなお客様をターゲットにしているのかという見極め方ですが、例えば「朝早くから営業し閉店早い、デザインはシンプル、キッズスペースあり」となると主婦層をターゲットにしています。また「昼くらいから遅い時間まで営業、トレンド感あるデザイン」のお店は働いていてトレンドに敏感な世代がターゲットということになります。

2, 求人の見つけかた

次にどうやってネイルサロンでの仕事を探すのかをお伝えしていきます。
主にネイリストの方が仕事を探す際に利用する方法です。

2-1, 求人サイト

今一番多いのは、インターネットで仕事を探すことではないでしょうか。
美容業界に特化した求人サイトもありますので、色々なサイトに登録してみることをおすすめします。
求人サイトには写真を多く掲載できるので、店舗の雰囲気やどんなスタッフがいるのかも分かるので情報量が多いです。

2-2, 紹介

すでにネイリストとして働いている友人や知り合いから、お店を紹介されるということもあります。同じ店舗とは限らず、系列店ということもあります。
紹介ですと採用されやすいですが、辞めにくいということも出てきますので慎重に判断しましょう。

2-3, スクール

ネイルサロンからスクールへ求人情報を提供している場合もあります。
スクール内の求職コーナーにサロンからの求人が掲示されるので、チェックしていきましょう。
スクールに求人情報を提供しているサロンは未経験者の採用率も高いです。

2-4, ハローワーク

ハローワークの求人はインターネット上でも確認できるので、わざわざハローワークへ行かなくても求人を探せます。ハローワークへの求人掲載は無料で行えるので、あまり資金に余裕がないまたは求人にお金をかけたくないという企業が多い傾向にあります。

 

3, ネイルサロンに採用される人

採用の基準はサロンによって異なりますが、サロン経営者は自分のサロンにプラスになる人を選びます。
一般職も同じですが、丁寧な字で書かれた履歴書、面接時の身だしなみ、言葉使いはあたりまえの基準としてあります。
では、その他にネイルサロンではどんな人を採用するのかお伝えしていきましょう。

3-1, 経験者

即戦力になってくれる経験者は採用されやすいです。できる技術や経験が豊富な方を求めているサロンは多いです。経験者しか採用しないというサロンもあるくらい実務経験者は強いです。

3-2, 時間を守る人

社会人として当たり前ですが、面接時間に遅れたりするような方は絶対に採用されません。
遅刻はもちろんNGですが、お客様のご予約時間に合わせた施術を行わないといけませんので時間を意識できる方を採用します。

3-3, ネイルが好きな人

経験がなくてもネイルが好き、技術を学びたいという姿勢は好印象です。
ネイルが好きな人は常にトレンドに敏感で、お客様への提案も自然と弾みます。

3-4, 人間性

ネイリストは技術も必要ですが、それ以上にお客様への接客も必要です。お客様に「またこの人に会いたいな」と思ってもらえるネイリストが理想ですよね。技術は努力次第でついてきますが、その人が本から持っている性格が雰囲気はこれまで培ってきたものですよね。
ですので、未経験で技術がなくても人間性重視のサロンは増えてきていますので、未経験の方は人間性をアピールしていきましょう。

3-5, サロンの雰囲気に合うか

ネイルサロンはそれぞれコンセプトを持っています。その雰囲気やお客様、既存のスタッフと合うかということも見られています。

自分が施術したデザインの提出を求められると思いますので、働きたいと思ったお店のデザインを研究しましょう。

4, まとめ

いかがでしたか?
ネイルサロンを選ぶ際にはリサーチが必要です。受けようとするお店がどんなお店か知るためには、先にお客様として実際にお店にいって施術を受けることをおすすめします。
営業中のお店の雰囲気を知れて、実際にお店に行った上で応募してくれたということは採用する立場の人に好印象です。

自分に合ったネイルサロンを探していきましょう!